多汗症の治療にはボトックス注射を

汗をかくことは、体温調節をする上で重要なことですが、その量が必要以上に多くなるのが「多汗症」という病気です。
多汗症は、大きく2つに分けることができます。
更年期障害などでホルモンバランスが乱れることで起こる全身多汗症と、緊張したときのストレスにより自律神経のバランスが乱れることで起こる局所性多汗症です。
局所性多汗症で症状があらわれる部分は、手のひら・足の裏・脇の下・頭部などさまざまです。
現代人の多くが多汗症に悩まされていると言いますが、中でも若い人達に多く見られるのが、局所性多汗症です。
人前で発言する時など、自分に視線が集中すると緊張で一気に汗が噴き出し、汗が出ることを気にすれば気にするほど、益々汗が出るという悪循環に陥ってしまう現象です。
そんな局所性多汗症の治療に有効的なのが、ボトックス注射です。
ボトックス注射は、美容外科のプチ整形でシワを取るために使用されるもので、ボツリヌス菌を皮下に注射し、神経を麻痺させることでシワを減少させる効果があるのもですが、これが精神性発汗の多汗症の治療に非常に効果があるようです。
手のひら・足の裏・脇の下に行うことが可能で、痛みをあまり感じないような細い針で注射をします。
治療に掛かる時間の目安は10分~15分で、注射を打ってすぐから通常の生活ができるところも魅力です。
効果は、3ヶ月~1年程度と個人差がありますが、2回目以降は効果が持続し易くなるようです。